江戸川区のものづくりの魅力を区内外へ発信する「産業ときめきフェア in EDOGAWA」も24回目の開催となりました。一昨年、昨年と新型コロナウイルスの影響により会場での開催がかないませんでしたが、今年は3年ぶりの会場開催となります。これもひとえに、ご出展・ご来場いただきました皆様、関係各位の皆様の御尽力の賜物と深く感謝申し上げます。
 当フェアは、ものづくり企業を中心に97の企業・団体による最新技術の紹介や優れた製品の展示などをはじめ、海外展開やDX情報を学べるビジネスセミナー、ものづくりを身近に感じていただく体験コーナーのほか、日本化学会関東支部による「分析化学の最前線」の講演など、数多くの企画をご用意しております。展示を通じて発信する、中小企業の活発な取り組み、底力を体感していただけたらと思います。
 さて、現在の私たち中小企業を取り巻く環境は、緩やかに持ち直しの兆しはあるものの、物価上昇の影響や供給面での制約が依然として続いております。このような状況を乗り越えていくためには、企業間同士の連携をより一層深めていくことが大切だと感じております。当フェアが、その一助となり、出展企業や団体の新たなビジネスチャンスに繋がれば、主催者のひとりとして大変うれしく思います。
 また、ご来場の皆様におかれましては、区内産業の技術に直接触れ合うことで、ものづくりの素晴らしさと可能性を存分に感じていただければ幸いです。
 最後になりますが、当フェア開催にあたり多大なご支援とご協力を賜りました多くの皆様に厚くお礼を申し上げます。

産業ときめきフェア実行委員会
実行委員長 吉川 好一

 「産業ときめきフェア in EDOGAWA」にご来場いただき、誠にありがとうございます。
 本フェアは、本区を代表する企業の展示・実演を通じて、区内外へ優れた製品や技術力を発信する産業展です。「現在(いま)を造る 未来を創る 江戸川のものづくり」をキャッチフレーズに、ものづくりに関連する企業・団体が参加しております。また、今年は江戸川区政が始まり90周年の年にあたり、地域の皆様と共に歩んだ産業の歴史を紹介する企画展示もございますので、どうぞご覧ください。
 さて、区内産業の景況は、ウクライナ情勢の長期化や資源価格の上昇、歴史的な円安などの影響を受けて、大変厳しい状況が続いております。こうした状況下においても、弛まぬ努力を重ね、技術力や競争力を高めている企業が区内には数多くあり、大変頼もしく感じております。そして、このまちで活動する事業者は、大切な区民の一人であり、区内産業が元気であることは、地域の原動力となります。これからも地域の産業界の皆様と力を合わせて、区内産業の更なる発展を目指し、活性化につながる施策を推進してまいります。
 来場者の皆様にも、区内のものづくり産業の魅力に存分に触れていただき、その素晴らしさを実感していただける機会となることを願っております。
 最後に、吉川実行委員長をはじめ実行委員の方々のご尽力に敬意を表し、出展や協賛をされた企業・団体の皆様の一層のご繁栄を祈念して、ご挨拶といたします。

江戸川区長 斉藤 猛